私のテスラ

私の車、Tesla Model 3は 購入して1年4ヶ月、2月末に20,000Kmを突破しました。
そこで、バッテリーのへたり量を測定してみました!
使用する機器はOBD LinkMX+というものを使います。

センター・コンソールの後部のカバーを外し、配線のカプラーを外してOBDの配線を組み入れます。
そのOBDからBluetoothでスマホに飛ばし専用アプリで読み込みます。
読み込んだ画像は4枚目のものです。

新車時の容量は「Full pack when new」ですので、74.5kWh、現時点での容量は「Nominal full pack」ですので、72.8kWhとなります。(OBDでのデータです)
現時点での容量は新車時の97.7%へたり量は2.3%となります。

テスラ のバッテリーは30万Km走って10%程度の劣化に留まるという報告もありますが、今後も安心して乗れそうです。😘へたり量のグラフはEV Smartさんのページよりお借りしました。

https://blog.evsmart.net/…/tesla-battery-degradation…/

冬場は流石に電費が落ちます!
スキーに行った時の走行データを見てみます。

スキーに行った時の電気消費量を見てもらうと解りますが、96Kmの距離の内、運転に要した電気は6.3Km分、空調に要した電気は6.6Km分、標高差に要した電気は4.9Km分、その他が3.3Km分それぞれ悪くなっています。(左側の写真)
往きの電費は194Wh/Kmでした。
寒いと、運転に要した電気と空調に要した電気がそれぞれ多くなります。

右側の写真が、スキー帰りのデータです。
空調で15.4Km余分にエネルギーを消費しましたが、標高差では7.3Km分プラスでした!
右下の画面にも表示されていますが、帰りの電費は128Wh/Km、往復のトータル電費は157Wh/Kmでした!往復で194Km走り、30kWh消費と言う事は、やはり驚異的な電費ですね!🥰😘

総計しますと、行きは22%多く掛かってます。帰りは下り坂なので勿論電費が良くなりますけどね!

これからは暖かくなり、電費の面からも有利になって来ます。
パンデミックも薄れ、旅行もし易くなると思われます。
今年はいろいろ行きたいところが多いですが、今から楽しみです。

終の車選び!

人生最後の車はテスラにしました!Tesla Model 3 long range です。
現在、73歳ですので、本当に最後です。

航続距離 580km0-100加速 4.4秒最高速度 233km/h駆動方式 ディアルモーターAWDデータだけを見ますとスポーツカーも顔負けです。

この車にするに当たり、日産のアリアも検討に加えたのですが、充電性能の差が余りにも有りました。車側ではなく、インフラの整備がお粗末なものです。
出先で充電するには、日本ではチャデモというシステムを利用しています。
現在のところ、このチャデモ・システムの充電性能は殆どが50kwで、しかも30分しか充電することが出来ません。
それも、1ヶ所に1台のみ!距離にして、せいぜい約120km走行分しか充電する事が出来ないのです。 これでは、長距離の運用は甚だ困難になります。

それに引き換え、テスラのスーパーチャージャーは殆どが120kw以上で時間の制限もありません。殆どが1ヶ所に4ストール以上有り、 3倍以上もの充電性能の差があります。
現在のところ、日本でEVに乗るには、テスラ一択と言っても過言ではありません!

それから、何と言っても、有難い事は電費性能が良い事です。今まで乗っていたスバルのXVは約12km/Lでしたから同じ金額で4倍も走ります。
電気代も年金生活者にとっては優しいものとなります。

テスラには、オートパイロットが標準装備されています。前の車に追従するのは勿論、レーンもキープしてくれます。
ハンドルから手を離していてもカーブでもちゃんと曲がってくれます。
緊急ブレーキは勿論付いています。
このシステムには前後左右に全部で8個のカメラが付いており、運転を支援しています。判断能力が退化している年寄りには大きな助けとなりますね!

テスラにはFSDという完全自動運転システムもオプション設定があるのですが、それはパスしました。(約87万円で完全な手離し運転が可能)これを付けると完全自動運転となります。(米国でもテスト運用中です)

夏場、冬場の車中泊も安全・快適に出来そうです。EV故、エンジンを掛けずにエアコンを使うが出来ます。
ガラス・ルーフも付いています。星を見ながら休息し、ちょっと星空撮影なんてのも良いですね!
ガソリン代が浮いた分でホテルに泊まり、更に安い電気代で満充電する。夜はホテル近くの居酒屋で一杯なんて良いですよね!これからは、写真撮りの長距離遠征が増えそうです

参考までに仙台から鹿児島まで遠征したとしますと、ガソリン代が20,000円も節約になります。

最後に価格の事をちょっとだけ書いておきます。
オプション、登録諸費用を含め550万円です。
現在、審査中ではありますが、環境省のCEV補助金が80万円でます。
補助金の条件である再エネ100%の電力供給を受ける必要があります。
そして、65歳以上のサポカー補助金が10万円、合計で90万円にもなります。
この価格はトヨタのカムリとほぼ同価格であり、オートパイロットの先進性や環境性能などを考慮するとやはりこの選択となります。

「V2H」について考察して見ました!

「V2H」とは「Vehicle to Home」の略で、そのまま訳すと「車から家へ、家から車へ」という意味ですが、太陽光発電システムで発電した電気を、売電せずにEVに充電することです。

最近は分譲住宅にEV(電気自動車)をセットにした「V2H」を販売するハウスメーカーも出てきました!
そして夜間はEVに充電した電気を取り出して生活します。
電気の自給自足ですね!

省エネを考慮した一般家庭の1日の消費電力を冬場で20Kwhとした場合、月額の電気料金は18,000円程になります。
この規模の電気を賄う為の蓄電池は現在200万円程します。
その倍の容量があるEVが400万円程ですから、蓄電池の値段でEVが1台買えてしまいます。
おまけに、当然走ることが出来、2日分の電気を蓄える事が出来るのです。
本当に上手い仕組みを考えたものです!

スマートV2H

画像はこちらからお借りしました。

これからは、賃貸物件でもEVの充電設備が必要になって来るでしょう!
1台分の駐車スペースが付いていて、その傍らにEV専用の充電用コンセントがある。
コンセントボックスはコンパクトで、見た目もスマート。EVに詳しい人でなければ、その存在に気付かないでしょう。

EVの蓄電量に目を付けた方が、中古のEVバッテリーを取り出して自宅の蓄電池として再利用したりしています。

家で使う電気だけでなく、移動エネルギーも自分で作れる時代になりました。
「自分が使う電気は自分で創る」ということを、皆さんも本気で考えましょうね!

日本の住宅は寒い!

35年前に自宅新築の時に高断熱のサッシを探したのですが、日本には有りませんでした!
ペアガラス付きの木製サッシは全て北欧製の物、自宅にも一部使用しましたが高価であった為、他の引違いサッシを国産のアルミサッシ(一応樹脂被覆ですが)を二重サッシにして使用しました。

こちらの情報を見て下さい!

http://www.p-sash.jp/what/

一番上の表を見て下さい。
海外の色別にして、日本だけが逆転してますよね!
日本の標準は、世界の非標準なのです。
住宅の世界でも「日本の常識は、世界の非常」なんです!

日本が進めてきたオール電化住宅って電気を沢山使わせる政策なんですよね!
電気を使えば電力会社が利益を上げ、その為に原子力発電所を増設してきました。
エネルギーを使わない住宅造りには無頓着です。
表面にちょっとだけ樹脂を被せたアルミサッシを大手を奮って使っている環境先進国なんて日本だけです。

日本の政治は大企業に向いており、国民には向いて居ませんでした!(結果論ですが)
今でも、マスコミは環境先進国とか言っておりますが、広告主の意向に沿った報道をしているだけです。

仙台でも省エネ住宅に特化したハウスメーカーはあります。
「サスティナブル 住宅 仙台」で検索して見て下さい!
我家のメーカー(北洲ハウジング)も出て来ると思います。

 

電力会社は間も無く赤字企業になる!?

仙台市で蓄電型自家発電システム構築している、不動産業者でもある私にとって、とても興味深いレポートを紹介して貰いました!

蓄電型自家発電システム
電力会社は赤字企業に転落する!

2018年12月に日本電機工業会がまとめたものです。
このレポートを見ますと、10年後新築住宅の購入者の10%は補助なしでも蓄電型を購入すると予測し、FIT 切れユーザーも補助無しでも10%は蓄電型に移行するだろうとしています。
その後も蓄電型の増加は予測が容易でしょう!

家庭用電力が稼ぎ頭となっている電力会社にとっては、蓄電型が進行することは、売上げが減少することを意味しています。
売上が減っても、今までのインフラを減らすことは中々難しいでしょう!
増してや、原発などは、長期に亘りメンテナンスが必要ですから経費は中々減りません。
当面の利益を確保する為、電気料金の値上げをするでしょうが、電気料金が上昇するばかりなら、一気に電力会社離れが加速するでしょうね!
赤字会社はこうして出来上がります。

行政は省エネ住宅の推進を謳いながら、電気を多く使う住宅を推進してきました。
オール電化住宅です!その多くは太陽光発電を併設していました。
冬季の暖房は全て電力に依存していますが、売電をする為、売電と買電で+−=0としていましたが、1ヶ月の電気料金は4、5万円にも上ります。
その売電が出来なくなった今「1ヶ月の電気料金は4、5万円」という現実だけが残ってしまいます。
「FIT 切れユーザーも補助無しでも10%は蓄電型に移行」とした読みは大幅に外れてしまい、50%になるのも夢では無いかも知れません。

そんな事からも意外と早く赤字企業に転落するかも知れません!

https://www.jema-net.or.jp/jema/data/s7216(20190417).pdf

身近な電源供給車!

境港で開催された、レーザー級世界選手権大会のボランティア活動する際に、暑さ対策としてミニ・エアコンを設置する事にしました!
その為に100Wのソーラーパネル2枚追加し、合計380Wとしました。
ところが、実際には曇りの日が続くと電力が不足してしまいました。
(250Wのエアコンを4時間弱しか運転できませんでした😭)
それを解消する為に、本日当初の設計通りに更に100Wのパネルを2枚追加しました。
合計で580Wになります。
(バッテリーも増強します。リン酸鉄リチウムイオン・バッテリー40Wh×2台)
これで、熱い夜も、8時間連続運転ができそうです!

電源供給車
キャンピング・トレーラーが電源供給車になる!

これからは、キャンピングカーで利用するだけで無く、自宅で保管中の時は、日常生活の電源として利用する予定です。
言わば、電源供給車となる訳です!

写真の上部に見えるパネルは180W×6枚で1040Wになりますが、発電パネルは2系統となります。
次なる仕事は蓄電設備の2系統化になります。

電気は自分で造る時代、電気畑(独立型 自家発電)の現状です!

<2012年8月3日の記事と、機材構成を変更した現在では内容が異なる部分もありますので改編して再掲します>

野菜を自宅に庭で栽培し、収穫を喜び、自然に感謝しつつその恵みを戴く家庭菜園。
その電気版が「電気畑」、自然から恵みの享受です。
(野菜の価値を価格だけで判断する方は家庭菜園はムリです。買った方が安いです。電気もそうです。自分で作るより買った方が安いです。)
電池モジュール(ソーラーパネル)は津波被災で解体された隣家敷地を借用して設置しました。

公称値190Wのパネルを専用架台に6枚取り付けていますが、架台は太陽光がパネルに出来るだけ直角に当てるべく、仰角が調整出来るようにし、回転式としました。

自宅建物北側にプラント収納小屋を造りました。

プラント小屋

完成した全景です。

収納されているプラント群です。

コントロールチャージャー

上部壁部にMPPT式のコントロールチャージャーを設置、45Aまで対応し、リモートメーター付きです。
12V、24Vバッテリーシステムいずれにも「自動認識」してくれます。
電圧調整された直流をバッテリーに蓄電します。

蓄電池は24V・60Ahの「リン酸鉄リチウムイオンバッテリー」です!!蓄電容量は「1,536Wh」になります。
これを3台並列に接続してますので、総蓄電量は4600Whになります。
インバータと蓄電池の間に取り付けてあるのは200Aのフューズです。

リン酸鉄リチウムイオンバッテリー

バッテリーに蓄電した直流電源(24V)を交流100Vに変換するインバーター
一次側は200Aにもなりますのでケーブルは60sqと極太です。

その右棚上部には24V・3000Wのインバーターを設置!

インバーター
医療機関でも採用されているものを採用されている製品です。

各種のコントロール機器は室内に設置しました。

リモコン

漏電ブレーカーと電力モニターの発信装置、
インバーター(24V・3000W)のモニター・操作盤、
センサーは漏電ブレーカーの裏側にセットしています。
インバーターのリモートコントローラです。

家庭内で使用している電力の合計値をリアルタイムで表示できる「電力モニター」

電力モニター

PCに接続すれば各種データをグラフ表示させることもできます。
冬場でも4Kwhの発電量があり、夏至辺りになりますと6Kwhにもなります。
この時期ですと、床暖房や凍結防止装置の電力が不要になりますので、商用電力の電気料金は基本料を含めても3,000円/月額程度に収まります。

電気畑と商用電力の切り替えはブレーカーを使用しますが、リレーは市販のものを使用して、次のような配線をしています。
電力切替リレー

因みに、ここで使用している機材は全てが中国、台湾製です。

エネルギーゼロ住宅として、太陽光パネルを設置して昼間は売電し、夜にはその電気を買取りする、電気エネルギーを大量に消費するオール電化住宅は2019年問題もあり、今後要注意です。
今後、電気料金は上がる事があっても、下がる事は考えられません。
原子力発電所の廃炉費用まで利用者負担のなるそうです。

電動コミュニティカーを造ろう!

そう言う思いで6年前に購入したのが、この中国製電動スクーターです!

電気畑のところでも書きましたが、電気は簡単に造れて、貯める事ができます。
その電気エネルギーを使って走る電動カートを造ろうと思いました。
現在市販されているシニア・カーは歩く程度のスピードしか出ず、移動範囲は限られてしまいます。
豊かなシニアライフをするにはもっと広範囲に、もっと短時間に移動したいものです。

現在の構想は、前輪部を2輪に改造し、安定化を図る事です。(改造用の機械・工具は揃っています)
原付規格のこの電動スクーターは40Km/h出ます。この位のスピードが出れば普段の生活には十分でしょう!
ちょっと、海まで出掛けてセーリングやシーカヤックを楽しむ事ができそうです。勿論、離れた大型ショッピング・センターでのショッピングも出来ますね!

燃料費を気にせず、自動車の維持費も気にしない、豊かなシニア・ライフを実践してみましょう!

もうすぐ、こう言う車が必要となる私は現在70歳です🙄

日本のエネルギー行政

今日の朝刊に載っていましたが、「東北電力の社長は25日の定例記者会見で、太陽光など再生可能エネルギー固定価格買い取り制度に基づく契約受け入れについて、中断も含め対応を検討する方針を示した。買い取りが急増して電力の需給バランスが崩れ、送電設備の事情から停電などのリスクが生じる恐れがあるため。」との事。
その要因は「電力需要に対する供給力は太陽光と風力だけで78.9%に達する。」からだそうです。
再生エネの取り組みが進んでいると言われているドイツでも「2022年までに原子力エネルギーを段階的に廃止し、2050年までに、電力の80%を再生可能エネルギーでまかなうことを目標にしている」のに、これが本当なら、日本は再生エネ利用率が一気に世界一になってしまいます。

日本のエネルギー行政は「電気はクリーンエネルギー」と称し、多くの電気を使わせる方策を取ってきました。
オール電化住宅もそのひとつです。
更にその電気を自分で賄いましょう!と連係型太陽光発電を奨励してきました。
その結果、1世帯当りの電気料金は年間平均で月額4万円にもなっています。
家庭用の電気料金は大震災後30%も値上げされており、今後も値上がりが続くでしょう!
太陽光発電を導入し、オール電化にした家庭では、上手く稼働しても採算ギリギリであったものが、今後採算割れになることは確実になると思われます。

1978年の宮城県沖地震を経験した私は、28年前に自宅を新築する際、家庭での「エネルギー3分割」を図りました。エネルギーのリスクヘッジです。
給湯、お風呂、床暖房の熱源は灯油で、煮炊き用はLPGとし残りは電気としました。
その結果、灯油の使用量は年間500L、電気料金は年間7万円程度、LPGについては年間1.5万円となっています。
電気料金については2年前に導入した「独立型太陽光発電システム・電気畑」により50%程低減しております。
今後は蓄電能力を高め、100%低減、すなわち全量自家発電を目標にしています。
(100%は理想ではありますが、雨や発電効率が悪い時期を考えるとプラントの規模が大きくなり、多額の費用が掛かるため、70%程度での運用を行っています。2017年3月27日加筆)

「クリーンな電気を使いましょう」と囁かれ、麻薬のように電気漬けになってしまっては、原発による電気にも手を出してしまうでしょう。
皆さん、この辺で意識改革されては如何でしょうか?

電気は貯めることが出来ません!

13~14年前の環境関連の雑誌に出ていた東京電力のCMには「電気は貯めることができません!」。
だから原子力発電が必要です。という意のコピーが出ていました。
ピーク電力に合わせ原子力発電所を造り、稼働調節のし易い他の発電施設で全体の供給電力を調整していこう、というものだったと思います。
確かに発電側(供給側)の大規模な蓄電能力は陽水発電を除けば見当たりません。
そこで発想を転換してみてはどうでしょうか?
電気畑構想で展開中の「独立型太陽光発電システム」は通常の太陽光発電システムと異なり、太陽光で造った電気をバッテリー(12V)に一旦蓄えるようになっています。その直流電源をインバータを介して交流電源(100V)に変換し、家庭の電気製品に利用しようというものです。
この一部分を応用し、各家庭で深夜電力等をバッテリーに蓄え、電力需要がピークになる時期に貯めた電気を使うということはどうでしょうか?
一般家庭が一日使用する電力はバッテリー6台程で賄いきれます。ピークカットの目的だけであれば2~3台で十分なはずです。
バッテリー充電器、100Ahバッテリー、インバータがあればこの装置が完成します。5万円程度でDIYが可能です。
今後、スマートメーターを普及させようという背景には電力単価を微細に調整させるという意もあるようです。
利用者が少ない時は安く、多い時には高く、ピーク時には更に高くするということも簡単に出来てしまう訳です。
これからの時代、家庭での蓄電設備は重要になってきます。
ピークカットが出来れば、電力需要が逼迫することは無くなり、何と言っても良い事は、原子力発電所の再稼働を阻止することができます。
DIYで出来る家庭の蓄電システム、皆さんも如何ですか?
(元記事は2011年10月に書きました)