三井アウトレットパーク仙台港の隣接にあり、震災前からオープンし、津波来襲にも耐えた住宅展示場ですが、10年を経過して時点で建替えになっています。
通勤途中にあるこの住宅展示場は現在、解体整地が終わり、新しい住宅メーカーが基礎工事を開始しています。
建物自体は問題が無くても、住宅設備の進歩は早く、最先端の設備では無くなっている様です。
新規オープンは10月予定です。
不動産活用の町医者
当社は仙台港の近くに有り、流通業界の会社が多く所在しています。
そして、その周辺に空地が有ったかと思うと、直ぐに運送会社の車両基地になってしまいます。
既存の宅地だけでなく、調整区域内(白地)の農地も埋め立てられ、当然ながら、運送会社の車両基地になります。
面積は1,000坪以上もあり、地代もそれなりに高額になります。
増車する車両代や人件費を含めて考慮しますと、かなりの投資になるはずです。
それだけの投資に見合う仕事があるという証拠でもあり、流通業界は景気が良いようです。
大手の宅配会社は、自社だけの車両だけでは足りず、常用的に運送を外注しています。
今後も宅配事業は拡大すことでしょうが、トラックだけでなく、海運、鉄路も拡大して行くのでしょうね!
当時、築12年でしたが、入居者が何回か入れ替わり、ちょっと汚れてはいましたが、キッチン入れ替えと、クロスの全面張替えを予定しておりましたので、売買契約の実行をしました。
子供は独立し、夫婦二人だけでのマンション住まいにたった今、近所に住む親が元気に活動はしているものの80歳を超えています。
元気に暮らしていても、転倒が原因で寝たきりになったり、認知障害になってしまう事はたくさん起きています。
そうなる前にと、家族で相談して同居することにしました。
子供達は戻ってくる事も無いでしょうし、年金替わりに賃貸も考えましたが、今後の市況も考慮すると、売却が良いという結論に至りました。
固定資産税や、修繕積立金は掛かりましたが、15年間を500万円で過ごしたことになります。
単純平均しますと月額28,000円程、固定資産税と積立金を併せても月額15,000円程、合計で43,000円、3LDKのマンションが1K並みの家賃で暮らせたことになります。
新築マンション(戸建ても)は値落ち額が大きいので、こんな風にはなりませんが、資産運用には中古マンションが良いですね!
通常なら、25年も経ちますと大体、体型は変わってしまうものです。
何で、そんなにスレンダーなの?と聞いたら、マラソンを続けているとの事でした!
先日も、山形・東根市で開催された「さくらんぼマラソン」に参戦し、ハーフを走って来たとの事、タフです。
そして、暫し情報交換!
今年になってからは、売れ行きに地域格差が出ているとの事。
仙台市の中心部に近い物件は、そこそこ売れてはいるが、郊外の戸建てはかなり鈍って来ている様です。
そして、仙台駅に徒歩圏のマンションも売れている様ですが、郊外のマンションはかなり苦戦している模様です。
震災後、住宅取得に動いて居た消費者は需要一巡したのでしょうか?住宅販売は落ち着きつつある様です。
良い時代は永くは続きません。
その変化を素早く捉え、対応させて行く事が大事です。
不動産経営もスレンダーにです。
以前、ポータルサイトに物件を公開すると、直ぐに同業者から問合せが入りました!
問合せをくれる同業者は客付け業者さんであり、店頭に来るお客様の為に物件情報を紹介するために、自社以外の賃貸物件を集めておりました。
ところが、今回はポータルサイトに載せて居ない物件だったのです。当社のWebPageを見ての問合せでした。
当社の管理物件は客付け業者さんには仲介料100%で出しており、物件によっては広告料も出しております。
管理物件の空室を埋めるべく当社としても努力はしているのですが、中々埋まらないのが現状です。
ところが、店頭での紹介と思ったのですが、今回の業者さんは、当社の物件を「ホームページにも載せたい!」と言います。
「どうして?」と聞きますと、「客寄せに使いたい!」というではありませんか!?
当然ながらお断りしたのですが、お客様に対しても余りにも失礼な話です。
物件を多数抱え、ポータルサイトにも多く掲載している客付け業者さんでも、こんな状況です。
ネットでの問合せが極端に落ち込んで居ます。
もう、お客様は何処に行ったと思います??
朝日新聞の記事を転載し、検討も加えました。
人生100年時代に向け、長い老後を暮らせる蓄えにあたる「資産寿命」をどう延ばすか。
この問題について、金融庁が22日、初の指針案をまとめた。働き盛りの現役期、定年退職前後、高齢期の三つの時期ごとに、資産寿命の延ばし方の心構えを指摘。政府が年金など公助の限界を認め、国民の「自助」を呼びかける内容になっている。
報告書案「高齢社会における資産形成・管理」として、金融審議会で示した。
定年退職者のほぼ半数は、退職時点か直前まで退職金額をわかっていないのが実情だ。このため、退職前後の時期は、退職金がいくらかや使い道などのマネープランの検討を勧める。
平均寿命が延びる一方、少子化や非正規雇用の増加で、政府は年金支給額の維持が難しくなり、会社は退職金額を維持することが難しい。老後の生活費について、「かつてのモデルは成り立たなくなってきている」と報告書案は指摘。国民には自助を呼びかけ、金融機関に対しても、国民のニーズに合うような金融サービス提供を求めている。
年金だけが収入の無職高齢夫婦(夫65歳以上、妻60歳以上)だと、家計収支は平均で月約5万円の赤字。蓄えを取り崩しながら20~30年生きるとすれば、現状でも1300万~2千万円が必要になる。長寿化で、こうした蓄えはもっと多く必要になる。
まず、現役期は「少額からでも資産形成の行動を起こす時期」と説明。生活資金を預貯金で確保しつつ、長期・分散・積み立て投資を呼びかけた。具体的な方法として、年40万円まで20年間非課税で投資できる「つみたてNISA」や、個人型の確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」などをあげた。出産や住宅購入などの生活設計に応じた預貯金の変化や家計収支を「見える化」することも、効果的な対応として触れた。
高齢期は、資産の計画的な取り崩しを考えるとともに、取引先の金融機関の数を絞ったり、要介護など心身が衰えた場合にお金の管理をだれに任せるかなどを考えたりしておくことを、課題としてあげている。
非正規雇用の平均年収は300万円前後でしょうか!
この年収では家賃を払えば日々の生活で、全く余裕が無いと思われます。
正規雇用で、夫婦共働きをして一人分の給料を蓄えや資産運用に回す様にしていく方法しか無い様ですね!
こういう方はパートタイムをしてでも、元気なうちは収入を得る方法を考えるべきです。
ゆとりのある老後は、ちょっと期待できないかも知れませんが、自分で頑張りましょう!
年金は、もう当てにできません!
国は過去数十年、新築優遇税制を実施して住宅を野放図に増やしてきました。
当然、景気は促進され、税収も増加してきました。
次第に不動産は資産にならなくなり、借入れの返済だけが生活を圧迫しています。
この際は「二戸一政策」、2世帯を1世帯にして共存を図りましょう!
核家族を捨て、大所帯に戻ろう!ということです。
と言いますが、歴史好きの私にとっては、とても魅力ある地域です。
一昨年は別府に行った帰りは山陰地方の海岸線を車で走ってきました。
そして、今回は仙台空港⇔出雲空港に開設されたFDA(フジドリームエアラインズ)にて行ってみました。
往路はこんな機体!
所要時間は1時間20分程度です。
ひょいとe割ですと片道10,000円程度の日もあります。
大陸と海を挟んで隣接する山陰地方が如何に栄えていたか!?
目の当りにする事ができます。
その夜は出雲駅周辺のお店で地元の海産物や肉などでの食事も楽しめます。
翌日は石見銀山や足立美術館、境港市の水木しげるロードなどを散策し、松江市宿泊、翌日の10時10分の仙台便に乗れば、ゆったりとした山陰の旅が楽しめます。
ちょっと、遠かった感じの山陰でしたが、本当に身近な処となりました!
今回は松江城には寄る事が出来ませんでしたが、空からお城の屋根を覗いて来ました!
今日も関係者との茶飲み話です。
以前は震災絡みの解体が多かったのですが、最近は民間の解体作業が多い様です。
相続を機会に旧家(実家)を解体して売却される様です。その土地は不動産業者が購入します。
そして、その土地に住宅を建築して販売するという流れです!
100坪程度の宅地なら2〜3分割され、60坪でも2分割され再販されます。
そう言えば、至る所で新築・戸建住宅が分譲されています。
本来なら、融資が難しいような人にも販売されています。
野放図に建築されている日本の住宅、今や資産にはならない状態です。
そう言えば、今夜のNHK・クローズアップ現代の番組は「住宅ローンが返せない!」だそうです。
事務所に寄って頂いた業界関係の方と、暫しお茶飲み話をしました。
どんな方が分譲住宅を買っているのだろうか?という話では・・・
ハウスメーカーによっては、世帯年収の額により顧客層を絞っている様です。
35年ローン組める方は、40歳前後ですから、分譲価格が4,500万円から5,000万円をも超す状況の仙台近郊の物件を購入できる世帯が極限られた方になりますが、そこそこ売れている様です。
でもね、激動の今の時代、ローン完済の頃はどうなっているでしょうか?
今でも10年で不動産価格は半分になると言われておりますが、人口が減少していく時代、中古住宅を購入する人も減少して行くのでしょうね!
否、安くなった中古住宅を買って、賢くリフォームする人も出てくるでしょう!
どちらにしても、先が読み難い不動産業界です。
インターネットが普及し始めて未だ20年、スマホが出てから10年!
今やスマホが無いと生活すら難しい昨今、これからの10年はもっと激動の時代と予想されます!