相続と桶の関係!

相続にて起こる現象を木の桶に例えて説明しています。
親からしてみれば、自分の子供は皆同じ様に可愛いものです。
「自分が死んだ後でも仲良く暮らしてくれるだろう!」と皆さん思っています。だが、実際は・・・・・

皆さん、木の桶を知っていますか?
丸い底板に建てた十数枚の木片を2本の箍(タガ)だけで形を保持しています。
(タガはこちら

2本のタガは両親に例えられます。
そして、円形に組んだ木版は子供達に例えられます!

桶の上側のタガが切れたらどうなるでしょうか?
辛うじて桶の形は保たれていますが、木片はちょっと緩んで来ます。
片親が亡くなってしまうと、こんな状態です。

そして、下側のタガ切れたらどうなります?
そうです。辛うじて保たれていた桶の形が破綻し、木片はバラバラになってしまいます。
両親が亡くなってしまうと、子供達もこんな状態です!

そんなことから、相続で発生する状態を「桶のタガ」に例えて説明しています。

可愛い子供たちを、こんな「桶」にならない様にするためにも遺言書が必要なのです。