バイヤーズエージェント!とセラーズエージェント!

「バイヤーズ・エージェント」と「セラーズ・エージェント」という名称を!

皆さん、聞いた事ありましたか?
バイヤーズ・エージェントとは買手側の代理人で、セラーズ・エージェントとは売手側の代理人の事です。

買う時は良いものを出来るだけ安く買いたいし、売る時は大事な財産を適切に評価してもらい、出来るだけ高く売りたいものです。
不動産の売買は一般の人にとっては、一生に何度も経験するものではありません!
増してや、財産を適切に評価したり、良いものを出来るだけ安く買う交渉などは至難の技です。
そこで登場するのが、エージェント(代理人)です。

弁護士と同じ様に依頼主の利益を最大限確保するために働きます。

ですから、売手側、買手側を同一物件で双方代理することはあり得ません!
米国では一般的なエージェント制度ですが、日本の仲介制度と根本的に違うところです。

日本で、売りたい物件が出ますと不動産仲介会社に相談して売却を依頼、業者は不動産市場(不動産業者だけの情報交換市場:Reins)に物件を登録して業者を通して買手を探すことになります。
この制度が機能しますと、米国と同様に双方代理はできないのですが、日本には立派な抜け道が存在するのです。

売却を依頼された不動産業者は市場に登録せず、買手を直接探すのです。
勿論、売主の利益を守りつつ、買手の意見も尊重することになります。
「良い塩梅!」で手を打つのです。
そして、仲介手数料は双方から頂戴しますので、通常の2倍の手数料が入ることになります。仲介会社としてはとても良い(おいしい!)取引になるのです。

売りたい!、買いたい!と思ったら、まず自分(依頼主)の利益を最優先してくれるエージェント(代理人)を探しましょう!